2017.05.12

伊藤園 茶産地 工場見学会行ってきました

新茶ができる「夏も近づく八十八夜」というのは例年ですと5月2日くらいになるそうですが、その ほぼ1週間後となる 5月11日に 静岡は牧の原の地域に行ってきました。


今年は伊藤園さんの工場見学がこれで3回目となります。(今まで一度も行ったことなかったのにタイミングが重なるとこんな事もあるんですね。)


今年は春先の気候の影響で新茶の収穫が少し遅れていると聞いていましたが 直前の話では ちょうどドンピシャのタイミングとなりました。


早朝に行われる市場も見学に行く計画になっていたため 前入りで静岡に入りました。




こちらが ホテルの部屋


部屋の冷蔵庫にも伊藤園の飲み物が用意されてましたよ!





こちら せっかくなので静岡の夜を「しぞ~かおでん」で堪能させていただきました。


残念ながら計画していた 翌日早朝の 市場見学は 前日の雨の影響で 中止となり 伊藤園の荒茶加工工場である 浜岡工場にバスで向かいます。




途中は茶畑の景色が延々と続きます。


和歌山の当社の周辺も農業は やや盛んではあると思いますが、今は 耕作放棄地などがとても目立ってます。ところがこのお茶の地域は そんな耕作放棄地がほぼ見当たらない印象でした。

茶農家に後継者がいるんでしょうね。


最初に見学する浜岡工場は 周辺の茶農家から収穫された茶葉を乾燥整形し「荒茶」にする一次加工工場です。




工場の前もこの様なお茶畑です。


使い捨ての白衣をお借りして 工場見学です!


本来なら 周辺の農家さんが 摘みたての新茶がどんどん 搬入される様子も見れたはずなんですが あいにくの前日の天気で この日の朝は搬入なし。工場の中も 本格稼働してる様子は見れませんでした。




こちらが搬入口


まず最初に 高温の蒸気で熱して茶葉の参加を止めます。




その後、数種の機械で揉捻作業をしていきます。


昔は手でやってた工程を全て機械化している印象です。








こちらは 工場の前の茶畑で ご説明いただいた 浜岡工場の方との記念写真。





お昼は移動して 老舗のお蕎麦屋さんで天ぷら定食。

なんと こちら 新茶の天ぷらだそうです。

地元の方は ご家庭でも 新茶の天ぷらは食べるようですね。。。産地は違いますね。





昼食後は また バスで移動。今度は伊藤園の相良工場です。


相良工場は 伊藤園のメインの茶葉加工工場で 40年以上前 1974年に操業開始。




こちらは同じ敷地内にある4年前に新しくなった タリーズの焙煎工場です。


珈琲は香りも強いのでお茶工場とは少し距離を離してますが 近くに行くとホントにいい香りでした。




工場見学者のために焙煎の度合いを展示したりもしています。





他の工場ではなかなか 見学することが出来ない(見学NGの)研究棟の中も観せて頂きました。




こちらは一番最近 約1年前から稼働している 抹茶工房


工場でも 石臼をズラーッと並べて抹茶を作ってるのが圧巻でした。


大掛かりな設備ですが 石臼挽きなので なかなか製造量が追いつかないとか。

どんどんラインを増強している最中でした。





こちらは最後にアテンドしてくださった 伊藤園 当社担当営業のKさん と 本社 営業企画担当のMさんでの記念写真です。


他の大手飲料メーカーとは違い 飲料工場を持たない伊藤園は 茶葉はじめ 珈琲豆もそうですが 原料については自社で取り組みとことん拘ってる飲料メーカーです。