2020.10.22

コミュニケーションを円滑にするストレングスファインダー

いつもブログ見ていただき、ありがとうございます。

システムチームの木村です。


今回は、当社で取り組んでいる、社内コミュニケーションの仕組みの一つ、「ストレングスファインダー」についてお話させていただきます〜!


この「ストレングスファインダー」ですが、簡単に説明しますと、人の「強み(才能)」を診断できちゃうツールです。

オンラインで診断(有料)でき、およそ177個の質問に回答することで、自分の強み(資質)が分かっちゃいます。


↓こちらがストレングスファインダーの本。





「あ〜、よくある占い的なやつね」


と、思った貴方!

このストレングスファインダーは、アメリカのギャラップという会社が約40年にわたり、200万人以上への調査を行い、作り上げられました。

なので診断はしっかりとしたデータに基づいた上で導き出されています。

(占いが悪いとかではないですよ。)


強みは34種類に分類されており、診断では上位5個を知ることができます。

コンセプトとしては弱みにフォーカスしないってことですね。

(ちなみに、お金を出せば34個全て見れますが…)


ストレングスファインダーを実施された方と相当数お会いしましたが、上位5個が自分と全く同じ人に出会った事はないですね。

まして34個同じとか、奇跡。


それほどに人間ってそれぞれ違うんだ、ってことなんですね〜。


ちなみに受け方は以下の通りです。

(※詳細はネットで検索してみてください。すぐ見つかると思いますので。汗)

1. 上記の写真にある書籍に付属してあるアクセスコードを利用して受ける

2. ギャラップ社のサイトからアクセスコードを購入する

3. スマホアプリで購入して受ける



さて、当社がこの「ストレングスファインダー」を取り入れたのは、2013年。


きっかけは、楽天が楽天市場出店者に向けにECノウハウなどを提供する、「楽天大学」というサービスがあり、その中の講座の一つに「チームビルディングプログラム」という講座がありました。

その講座に、当社の代表である中江が参加したのが始まりです。


それから全社員、「ストレングスファインダー」を受け、皆の強みを共有しています。

新入社員も入社するたび、受けてもらっています。


この強みが分かることで、だいたいどういう感じの人なのか、お互いの理解が深まるのが早くなります。


↓ちなみにスタッフ全員の強みは、こんな感じで社内に貼り出しています。





あと面白いことに、初めて自分自身の診断結果を見たとき、結構ピンと来なかったりするんですね。笑


実は私、「個別化」という強みが一番なんですが、診断後この強みの説明を読んだとき、「これが強みなの??」って、ハテナがいっぱい浮かびましたね。笑


言い換えれば、それくらい自分でも自身の「強み」に気付いていない…。

そもそも「強み」とは、自分自身が無意識に、本当に息をするように繰り出している(そもそも繰り出してるとも思っていない)魔法のような感覚なので、意識しない限りそれが「強み」だと気づかないわけです。


で、この強みを仕事にどう活かすのか、、、、

ちょっと 極端な例で説明してみます。


(例)

Aさん、Bさん、Cさんでカレーを作るとして、それぞれ以下の道具を繰り出せる 魔法を持っています。

それぞれが持っている魔法を見ると、この3人の力を合わせればカレーをうまく作れそうですね。


Aさん…包丁、まな板

Bさん…鍋、コンロ

Cさん…食器、スプーン


極端な例ではありますが、それぞれが強みを生かしてカレーを作る仕事の状態としては理想的な状態ですね。


ですが実際は誰がどういう魔法を持っているのか分かっていないので、Bさんにお願いすれば鍋を出してくれるのに、鍋を出すのが苦手なAさんが鍋を出していたりと、本来の強みを発揮できていないことが多いです。


ただ、Aさんも鍋は出せるんだけど、出すのにすごく苦労する。

しかも鍋のクオリティはイマイチ。


でも、Bさんは良い鍋をあっさり苦もなく出せる。

ただし、包丁やまな板を出すのが苦手…。

Aさんは包丁、まな板を出すのは余裕。


となると互いのことを理解して力を合わせたほうが良いような気がしてきますよね?


この例で言う所の「包丁」や「鍋」を出せると言った所が、ストレングスファインダーでの「強み」。

ストレングスファインダーの診断は、「あなたどんな魔法(強み)持ってますか?」と、自身含め、みんなに知ってもらうためのツールなんですね。



実際はこんな例のようには行かないでしょうが、互いの強みを知ることはチームをつくっていく上でとても大切な要素です。


他者の強みを知ると、「あ〜、だからこの人、いつもあの場面でこういう言動なのね!」と納得できますし、人に対して優しくなれます。


また、仕事で関わるメンバーだけでなく、家族、恋人、友人などにもやってみてもらうのもおすすめです。

今までとは違った一面が見れるかもしれませんよ。

すれ違いやケンカになっていた原因も分かっちゃうかも?笑



次回はうちのスタッフの「強み」を紹介してみたいと思います!


ではまたお会いしましょう〜!


# Systemチーム 木村