2024.10.16
生成AIを使ってみました
こんにちは 多田です。
今 社内では、AI旋風が巻き起こりつつあります。
生成AIと言ってもホントにいろいろありますが、私個人としては、最近、チャットGPTよりGeminiを使うことが増えました。
Geminiを使い始めたきっかけは、来期からのAI本格活用に向けて、社長から出された宿題をGeminiに問いかけたことが始まりでした。
【問】
飲料をインターネット販売している会社です。
業務として個人で使う場面と組織で使う場面がありますが、生成AIをどのように導入していけばいいでしょうか。
同業や業界の中で最も上手な使い方をしてる会社になるにはどうしたらいいでしょうか。
このように獏っとした問いに対して、Geminiはわずか2秒ほどのあいだに、とても美しいレポートを仕上げてくれました。
しかも 回答案が 3つ。すばらしい!
では 回答案1 をどうぞ。
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【回答案1】
飲料インターネット販売会社におけるAI導入戦略:個人と組織、そして業界トップへ
飲料インターネット販売会社において、AIを導入することは、業務効率化、顧客満足度向上、そして新たなビジネスモデル創出につながる可能性を秘めています。
個人と組織、そして業界トップを目指すためのAI導入戦略を、いくつかの側面から考えてみましょう。
1. 個人レベルでのAI活用
業務効率化:
●データ分析: 過去の販売データや顧客データをAIで分析し、売れ筋商品や顧客の嗜好を把握することで、商品企画やマーケティングに活かす。
●顧客対応: チャットボットを活用し、顧客からのよくある質問に自動で回答することで、問い合わせ対応の効率化を図る。
スキルアップ:
●学習ツール: AIを活用した学習ツールで、商品知識や業界トレンドを効率的に習得する。
●アイデア創出: AIによるアイデア生成ツールを活用し、新たな商品企画や販促企画のヒントを得る
2. 組織レベルでのAI導入
マーケティング:
●顧客セグメンテーション: AIによる顧客セグメンテーションで、よりパーソナライズされた商品推薦やマーケティング施策を実行する。
●需要予測: 需要予測モデルを構築し、在庫管理の最適化や品切れ防止に貢献する。
●広告効果測定: 広告効果をAIで測定し、広告予算の最適化を図る。
オペレーション:
●物流最適化: AIを活用した物流ルートの最適化で、配送コストを削減し、配送効率を向上させる。
●品質管理: 画像認識技術を活用し、商品の品質検査を自動化し、不良品の発生を抑制する。
新規事業開発:
●データ分析: 過去のデータや顧客の声を分析し、新たなビジネスチャンスを発見する。
●アイデア創出: AIによるアイデア生成ツールを活用し、革新的な商品やサービスを開発する。
3. 業界トップを目指すためのAI活用戦略
差別化:
●独自アルゴリズム開発: 独自のAIアルゴリズムを開発し、競合他社との差別化を図る。
●パーソナライズ: 顧客一人ひとりに合わせたパーソナライズされたサービスを提供し、顧客ロイヤリティを高める。
データ戦略:
●データ収集: 顧客データ、販売データ、市場データなど、多様なデータを収集し、AIモデルの学習に活用する。
●データ連携: 異なるシステムのデータを連携し、より高度な分析を可能にする。
人材育成:
●AI人材育成: AIの活用スキルを持つ人材を育成し、組織全体のAIリテラシーを高める。
●データサイエンティストとの連携: データサイエンティストと連携し、AIモデルの開発と運用を支援する。
■まとめ■
飲料インターネット販売会社におけるAI導入は、単なる業務効率化だけでなく、新たなビジネスモデルの創出や顧客体験の向上につながる可能性を秘めています。
業界トップを目指すためには、以下の点が重要です。
目的意識: AIを導入する目的を明確にする。
データ活用: 質の高いデータを収集し、分析する。
人材育成: AI人材を育成し、組織全体でAIを活用できる体制を構築する。
継続的な改善: AIモデルを定期的に評価し、改善していく。
AIは、飲料業界の未来を大きく変える可能性を秘めています。ぜひ、貴社のビジネス戦略にAIを組み込み、新たな成長を創出してください。
より具体的な導入方法や、ご希望の分野に特化したAI活用事例について、お気軽にご質問ください。
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まず、最初のお題にワクワク! 分かりやすい項目展開に感動!
内容としては、特に目新しいものはないけれど、頭の中を整理する資料としてはうまくまとまっているのではないでしょうか。
このワクワク体験から、お客様からいただいた商品に関する質問にもGeminiを活用。
例えば、実際に次のような質問をいただいたので、Geminiに問いかけました。
【問】
チョーヤ 梅樹林 180g パウチはチョーヤ梅ゼリーと何が違うのでしょうか?
この問いに対してGeminは、まず、2商品の違いを表にまとめてくれたあと、次のような回答をだしてくれました
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【回答案1】
<それぞれの魅力>
●梅樹林:
2通りの食べ方が楽しめるので、その日の気分やシーンに合わせて楽しめます。
クエン酸が豊富なので、夏場の暑さ対策にもおすすめです。
シャーベットとして凍らせて、子供のおやつにもぴったりです。
●梅ゼリー:
よりシンプルな梅ゼリーの味を楽しみたい方におすすめです。
お子様にも食べやすい爽やかな味わいです。
<どちらを選ぶべきか>
●2つの食感が楽しみたい方: 梅樹林がおすすめです。
●シンプルな梅ゼリーの味を楽しみたい方: 梅ゼリーがおすすめです。
●クエン酸をたくさん摂りたい方: 梅樹林がおすすめです。
<まとめ>
どちらの製品も、紀州産南高梅を使用しており、爽やかな梅の風味を楽しめます。ご自身の好みに合わせて、お好みの商品を選んでみてください。
さらに詳しく知りたい場合は、以下の情報もご参考ください。
チョーヤ梅酒株式会社の製品情報ページ:
梅樹林: https://www.choya.co.jp/products/food/umejurin/
梅ゼリー: https://www.choya.co.jp/products/food/umejelly/
販売サイトでの商品レビュー: Amazon、楽天市場などで、実際に購入した方のレビューが参考になります。
何か他に気になることがあれば、お気軽にご質問ください。
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Googleでは、自分で、梅樹林、梅ゼリーを個々に調べて、比較して、回答する という作業になりますが、Geminiでは、比較してくれて、さらにそれぞれの特徴より、食べ方の提案、選ぶポイントを示してくれます。
何より、全てを文章でうまくまとめてくれているのがいい。
もちろん、内容の信憑性は確認する必要がありますが、お客様へわかりやすく、幅の広がった内容で、さほどお待たせすることなく、お伝えすることができます。
さらに自分の商品知識も増やしていける まさに現代の打ち出の小槌!
便利すぎて、自分の思考力が退化していくのではとの危惧もありますが、
今後も、文章をまとめたり、説明したりする際に、大いに活躍してくれることを期待しています。