2025.05.28

今年のうちわはAIでいく



こんにちは、木村です。


さて、今年も作ります。

う・ち・わ。


まあ、お客様に配布する用のこのうちわ、毎年つくっているんですが、いつから作っているのか?


うちの社長に聞くと「2001年か2002年くらいからはやってたんじゃないかなぁ」ということ。

うちが楽天に出店したのが、1999年なので、出店歴25年とほぼ同じくらいの歴史ある文化です。


ちなみに、次の写真は2010年のブログから拾ってきたうちわの画像。

時代を感じますが、味わいのある素敵なデザインだと思います。



そしてここ直近3年のうちわ。




例年はこんな感じで、浮世絵の風景をバックに配置していました。

まあ、今年もそんな感じで行くんだろうなーと思っていたら、


社長「今年は背景は生成AIに描かせよう」


とお達しがありました。


実は今年(2025年)の3月にChatGPT『GPT-4o』の画素生成が大幅アップデートされたこともあり、たぶん使えるんじゃないのかなー?という甘い期待がありました。


やってみた感じとしては意外と思った通りできません。笑


そもそも、AIに生成してもらおう、ってことが「出たとこ勝負」みたいなところもあり、明確に作ってほしい画像のビジョンが合ったわけでもありません。。。


とりあえず安易な方向性は以下の通り。


①現代の東京「ネオ江戸」で「水売りくん」が水を売っている

②家の社屋を浮世絵風にして「水売りくん」


そして、作ってみたのが以下画像。

※あくまで一例

浮世絵になってる?


ゴッホ風?(浮世絵に影響を受けたから?)


ごめん、意味不明かも…。


おぉ、赤富士かっこいいけど、うちと関係あったっけ?汗


そして「ネオ江戸」。一応渋谷のスクランブル交差点。

うーん、、、


試行錯誤している中で、隣の席の塚本さんが、作ってくれたのがこれ↓


これは塚本さんの座席から写真を撮って、その写真を参考にAIが作ったもの。 中央の人物のなんとも言えない表情よ。 その後、色々試行錯誤を試みるも、超えるものはなく上記の画像で決定しました!


あとは、色味と、窓の向こう側を「和歌山にしてほしい」と社内から要望がありましたので、こちらもAIで生成して、差し替えました。


以下が完成版↓


違和感なく和歌山城もハマってます。


そして出来上がったうちわはこちら!


とりあえずなんとか形になって良かった。


生成AI(ChatGPT)で画像を生成した感想として、高クオリティの画像が量産できるものの、まだまだ指示通りは生成してくれないです。

もちろん、以前よりは格段に向上しているものの、あと2段階くらい賢くなってくれたら、よりすごくなると思う。



#ナカヱ 木村