2023.12.20
社員旅行からのストレングスファインダー
今回、久しぶりに、ストレングスファインダーについて書いてみたいと思います。
本題に入る前に、11月23日、24日、25日と社員旅行がありまして、ほぼ従業員全員で石川県、福井県へと行ってきました。
和歌山から2泊3日での旅行です。
結構強行スケジュールなんじゃ?と思っていましたが、ほぼ予定通りに、たっぷりと色々なところを見て回ることができました。
ただ、本当に楽しみの一つだったのが、福井県のユニフォームネクスト株式会社さん、株式会社伝食での会社見学でした。
どちらの会社さんも、ここ数年で大きく成長されており、ブログやSNSで発信されている取り組みなどを色々と参考にさせて頂いており、実際お伺いすることができ、本当に貴重な体験でした。
どちらの会社様も時間をかけて、丁寧に説明、案内していただきました。
ありがとうございました。
そして、かなりの刺激を受けて、今12月の中頃に至っています。
今回、久しぶりにストレングスファインダーについて考えてみようと思ったのは、色々な要因もあってですが、ユニフォームネクストさんは「ランチェスター戦略」を取り入れられており、今回も考えさせられる点が多かったからです。
以下、ユニフォームネクストの横井社長が「ランチェスター戦略」についてお話されているチャンネルです。
ユニネク・ビズチャンネル
https://www.youtube.com/@uninex-biz
ランチェスター戦略は簡単に言ってしまうと、「強者」と「弱者」に分け、それぞれが取るべき戦略を考えるための戦略論です。
(特に中小企業においての)チームワークはランチェスター戦略と合致することが多いです。
今回はそのあたりを考えてみたいと思っています。
実は社員旅行直前くらいに送られてきた、「ランチェスター戦略」のメルマガに「中小企業に入社してくるのは、長所もあるが欠点もある人が多い。」という一文がありました。
例えば、いわゆる大手と言われる企業だと、大学、大学院を卒業して、大体の能力としてバランスの取れた人材が応募してきて、採用する側はその中からよりよい人材を選びます。
↓まあこんな感じのバランスの人材が集まります。(ChatGPT作)
これは、例えるなら甲子園に出たいと思う球児が野球強豪校に集まるのに似ていると思います。
そして、語弊を恐れずにいえば、中小企業においては、こういったバランスの取れていない人が応募して来る傾向が高いです。
同じ様に図にすると以下のような感じ。(ChatGPT作)
あくまで図はイメージに過ぎませんが、中小企業に応募してくる人材が有能ではないということではなく、局所的にとんがっている事が多いと思っています。
個々は局所的に尖っているので、それぞれがその欠けている部分を補完し合えば、大きな力を出すことができます。
場合によっては、その尖っている部分が、異次元に尖っている場合もあるので、うまく機能さえすれば、イノベーションが起きやすい、中小企業ならではの社会の変化に強い組織にもなれます。
うまく補完して、機能させる、と一言でいうと簡単ですが、このあたりも様々な取り組みをしています。
当社はその一つの取組みとして、「ストレングスファインダー」を取り入れています。
(過去記事)
https://www.nakae-web.net/blog/20201022/
https://www.nakae-web.net/blog/20201203/
https://www.nakae-web.net/blog/20210527/
https://www.nakae-web.net/blog/20211208/
再三言っていますが、まず、自分自身の強みをわかっている人は少ないです。
それも当然で、自分では当たり前に出来すぎているので、それが強みだと認識しにくいんですね。
当社では入社後、全員に「ストレングスファインダー」を診断してもらい、メンバーに向けてもそうですが、自分自身にも自身の強みを理解してもらいます。
そうすることで自身の強みを尖らせていくことができ、組織全体としても強くすることができます。
ただ、社会人経験が浅かったりする場合は、食わず嫌いというか、やる前に苦手だと思っている場合も多いので、要注意です。
上司とか先輩がサクサク業務を遂行しているのを見て、「この仕事は私は不得意」とか思いがちですが、上司とか先輩も長年やり続けてきたなかで習得してきたスキルであることも多いです。
その見極めも難しいですが、とにかく色々やってみることは良いことだと思います。
#system 木村